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"命の営みは唾液から"

2012年12月

 今月は命の営みにとって特に重要な"だ液"の生化学的な動きについて書いて行きましょう!

今や国民の四分の一が「のどアメ症候群」に患っているといわれています。いわゆる唾液の出にくい、口の渇き現象の事です。風邪でもないのに咳き込むなど、うるおいがでてこない状態です。些細な事なので、気にもかけない人が多いのですが命の営みからみれば危険信号"なのです。

唾液は体の消化活動と免疫機能の現れなのです。何となく体調の悪い時は食欲が落ちますね。又、食べすぎると必ずと言っていい程、風邪をひきやすくなります。
それは、先月の"生活"と関連しています。生きることは"舌"に"水"が入っています。いわゆるこの唾液パワーが秘密なのです。唾液には電解質(ナトリウム、クロール、マグネシウム、カルシウム、鉄、銅、亜鉛など)糖質(ブドウ糖その中間代謝物など)たんぱく質(アミラーゼ、リパーゼ、リゾチーム、免疫ブロブリン、糖たんぱく、酵素など)非たんぱく窒素化合物(尿素窒素、尿酸クレアチニンなど)その他(インスリン、グルカゴン、コルチゾール、パロチン、ビタミンなど)で成り立っています。

噛むことによって唾液を出し、体の消化活動・代謝・外界防御を同時に行なっています。唾液腺の六つの働きは…

  1. 味物質を溶解し、自覚を促進させる溶解作用。
  2. 食ベカスを洗い流す洗浄作業。
  3. 病原微生物への抗菌作用。
  4. pHを一定に保ち、口腔内細菌の増殖を抑制するpH緩衛作用。
  5. 歯の表面に皮膜を作り虫歯を防ぐ保護作用。
  6. 発生や会話をスムーズにする円滑作用。

更に唾液の室はリラックスの時サラサラでたっぷり還元状態にあり、緊張時はネバネバで酸化状態にあります。唾液の少ない人は"梅干の種"を食前から舐めておいたり、キャベツの生をしっかり噛み込んで消化活動を助けると良いのです。

"お口は命の源です"

(文責 市川)

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